白髪はだいたい30代を過ぎた頃から少しずつ生え始めてきます。
あれ?白髪!?初めて見つけた時は、ハッとしたものです。
年齢を重れば誰もが通る道ですので、正しく白髪について知っおきましょう。
間違った知識で、後で後悔することのないように気をつけましょう。
「白髪を抜くと白髪が増えちゃうよ~」って聞きませんか?
本当のところどうなのでしょう。
白髪を抜くと増えるって本当なの?
「白髪を抜くと白髪がもっと増える」って聞いたことあります。
日本人はだいたい30代過ぎたころから、少しずつ白髪が生え始め気になりだします。
白髪を1本2本と見つけると、迷わずにすぐに抜いてませんか。
抜いた後は、白髪どうですか?増えてますか~?
白髪を抜いても、医学的にも物理的にも増えると言うことはないんです!
では、なぜ白髪が生えるのか?
黒い髪が白髪になるのか?
白髪のメカニズムを知れば、そうか~!と納得できると思います。
白髪のメカニズム
白髪とは、加齢で色素細胞の能力が衰えて、髪色の色素が消えた状態のことです。
毛母細胞の間には、
髪の色を作るメラニン色素を生成するメラノサイトがあり、
そこでメラニン色素を生成して、コルテックスに行き渡り、
髪に色をつけています。
*毛ははもともとは色素の無い状態(白髪のような)で生まれて、
その後、メラノサイトの働きによって色がつきます。
そもそも髪は白く発生し、元気なメラノサイトの活動によって黒色がつくのです。
メラノサイトがメラニン色素を作りだして、髪に色をつけています。
そのメラノサイトの活動が衰えたり、なくなってしまうと髪に色をつけることが出来なくなり白い髪になるというわけです。
メラノサイトの活動が衰える原因には、加齢、ストレス、遺伝などがあります。
◆白髪で生え始めてくる理由
メラノサイトが毛母細胞にないから色素のない状態で生える。
◆伸びている途中で徐々に白くなる理由
メラノサイトの活動が衰え、徐々に毛の色素がぬけて白くなる。
なので、メラノサイトのなくなった毛根からは、色のついた髪、つまり黒い髪は生えてこない。白髪が生えてくるのです。
では、どうして、「白髪を抜くと白髪が増える」なんて噂があるのか。
白髪を抜くと増えるは嘘!
白髪を抜いて増えるということはありません!
逆に健康な毛も生えてこなくなり、全体的な毛量が減るということはあります。
白髪を抜いたときに毛根を傷つけてしまっていれば、もう2度とそこからは毛が生えてこないこともあるのです。
ですから、気になるからといって、白髪を抜くのは厳禁といえます。
白髪が生えていた毛穴は、髪に色素をつけるシステムが老化のため壊れているのですから、そんなときに白髪を抜くことで毛穴を傷つけてしまったら、脱毛の原因になってしまうこともあります。
では、なぜ白髪を抜くと増えるなんていう都市伝説のようなことになったのでしょう。
それはきっと…
増えたように感じるのは白髪が増える年齢になっているから。
白髪を抜くと白髪の数が減り一時的に白髪は減ります。
時間の経過で、抜いた毛穴からまた白髪が生えて、それと同時に他の白髪も生えてきていたということではないでしょうか。
また、白髪は、多くは生えやすい場所があるので、抜いたあたりに白髪が生え(または色素が抜け)て多くなった錯覚をおこしているのかもしれません。
白髪の出始めの対処のポイント
白髪を抜いても良い事は全くないのです。
その時だけは、視界から白髪が消えてすっきりするでしょう。
でも、その後、白髪さえも生えたこないような毛穴になってしまったらどうしますか。
つまり、もう毛が生えてこないということになったら。
この先もっと年を重ねるごとに、髪の量もとても大事になってきますね。
今は若くて元気な毛穴でだから抜いたってまた生えてくる。と自信があるかもしれません。
でも、白髪になるってことは、老化しているんです。
恐いですね。
そうならないような対策をして、この先に備えましょう。
しばらくは目立たず、何より毛穴を傷めない。
*肌の弱い方は注意が必要。
*頭皮がかぶれたり脱毛の原因になることも。
■白髪染めの染料の種類
ヘアカラー、ヘアマニキュア、ヘナ
3つの染料にはそれぞれ特徴があるので、目的や体質に合わせて、お好みのものを選びます。
詳しくはこちらの記事を参考に
まとめ
いかがでしたか?
白髪について少しわかりましたか。
白髪は絶対に抜かないことをすすめます!
私は沢山抜いてました~。
迷わず!当たり前に!
今になって後悔しています。
この先、生えてこなかったらどうしよ~こわいです。